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デコレーションノート・ワークショップ

デコレーションノート・ワークショップ ガンバレ東北の子ども達! 「書くこと・描くこと」で元気になってほしい

デコレーションノート・ワークショップin南相馬

ガンバレ東北の子ども達!「書くこと・描くこと」で元気になってほしい デコレーションノート・ワークショップin南相馬

コクヨ東北販売及びコクヨグループでは、【ガンバレ東北の子ども達!「書くこと・描くこと」で元気になってほしい】と題して、小中学生向けに【世界で一つだけのノートをつくろう】 という ワークショップを実施しています。

これは、「文字を書く」「絵を描く」といった創作活動が震災後のストレスケアに有効であるという点に着目したワークショップです。文房具やシールなどを自由に使って表紙をデコレーションした「世界で一つだけのノート」に、日記帳や交換ノートなど今の気持ちを書きとめて将来の成長に結び付けてもらえればという願いから、コクヨグループがボランティア活動の一環として行っています。

今回は、2012年2月18日に福島県南相馬市にて「デコレーションノート・ワークショップin南相馬」のレポートをお届けします。

今回の開催地は、福島県浜通り地方の北部に位置する南相馬市。東日本大震災による津波被害もさることながら、福島第一原発事故の影響による不安が続いています。

当日、集まってくれた子どもたちは総勢120名。

第一印象は、子どもたちがとにかく元気!この元気から発散される強力なエネルギーとともに、1時間のワークショップが始まりました。




会場に集まった子ども達は、キャンパスノートの表紙に、たくさんのシールやカラフルなマーカー、かわいらしい柄のマスキング・テープなどの材料を使いながら、自分の創造力をフルに発揮して、一つの作品を作り上げていきます。時には黙々と、時には友達やスタッフに相談しながらワイワイと。あっという間に時間が過ぎました。


南相馬では子どもたちが外で遊びにくい状況が続いており、保護者の方々からこのワークショップが子どもたちにとっていい遊び場になったと喜びのお言葉をたくさんいただきました。なかには「子どもの遊ぶ姿から、生きる力をいただいているように感じます」という声も。

小さな活動ではありますが、一人でも多くの方が元気になれるよう、今後も続けていきたいと思っています。