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「コクヨデザインアワードプロダクト」プロジェクト、「メセナアワード2019」 優秀賞を受賞!

発表日:2019/10/18

〜アワード受賞作品の商品化の取り組みが評価〜

「コクヨデザインアワードプロダクト」プロジェクト「メセナアワード2019」 優秀賞を受賞!

 


コクヨ株式会社(本社:大阪市/社長:黒田 英邦)が主催するデザインコンペティション「コクヨデザインアワード」の商品化の取り組みが、公益社団法人企業メセナ協議会主催の「メセナアワード2019」において、優秀賞「文具を超える文具賞」を受賞しましたことをお知らせします。

コクヨデザインアワードとは受賞作品を商品化するデザインコンペティションで、2002年の創設以来、現在開催中の「コクヨデザインアワード2020」で17回の開催(2010年開催のみ休止)を数えます。前回(第16回)の応募件数は合計1,289点、日本以外の国からの応募比率が4割を超え、プロダクトデザインの国際コンペティションとしても成長しています。
今回の受賞は、2015年に「コクヨデザインアワードプロダクト」プロジェクトを立ち上げ、「企業の資源を活用し、広く一般にアイデアを募集して新しい文具製品などへの挑戦の機会を作っていること」や「時代に合わせたテーマを設け、既成の概念を超えた文具の枠にとらわれない商品の開発を試みていること」が評価されたものです。
このプロジェクトを通して、コクヨは新しいターゲットや商品カテゴリーにトライアルする機会を持ち、受賞デザイナーにはリアルな市場で自分のデザインの価値を知ることができる機会を提供しています。

コクヨは、今後もコクヨデザインアワードを通じて、若手デザイナーへのチャレンジの機会の提供、そしてユーザーの視点を取り入れた商品開発を推進してまいります。





ご参考


コクヨデザインアワードの商品化の取り組みについて



コクヨデザインアワードでは、これまでに受賞作品の中から18作品を商品化し、「カドケシ」や「キャンパスノートパラクルノ」、「和ごむ」、「なまえのないえのぐ」、「本当の定規」などのヒット商品が誕生しています。商品化にあたっては、コクヨと受賞デザイナーが協業しながら、市場性や量産時のハードルを鑑みて、生産工場の開拓や仕様・デザインのブラッシュアップに取り組みます。
近年は、プロダクトの機能性、実用性やデザインの美しさだけでなく、人々の仕事や学び、生活のシーンにおいて、新しい価値やストーリーを提案する作品が評価される傾向にあります。作品によってさまざまなターゲット、価値観やスタイルを提案する中で、商品化の取り組みについてもその手法を模索しておりました。
2015年からは「コクヨデザインアワードプロダクト」のプロジェクトを立ち上げ、ターゲットの細分化も見据えながら、小ロットで受賞作品の商品化を実現するプロセスを構築することで、今まで以上に商品化アイテムの取り組みを活発化させることを実現しています。プロジェクトで開発された商品は、直にユーザーの反応を吸収することを大事にしながら、コクヨの直営ショップ「THINK OF THINGS」と公式通販「コクヨショーケース」を中心に販売されています。

*直営ショップ「THINK OF THINGS」 https://think-of-things.com/
*公式通販「コクヨショーケース」 https://www.kokuyo-shop.jp/


メセナアワード について


メセナアワードとは、公益社団法人 企業メセナ協議会が、企業によるメセナの充実と社会からの関心を高めることを目的に、1991年「メセナ大賞」(2003年より「メセナアワード」に改称)を創設しました。以来、前年度に実施されたメセナ(芸術・文化振興による豊かな社会創造)活動を自薦・他薦で毎春公募し、2018年までに、全国各地の優れたメセナ活動214件を表彰しています。

*公益社団法人 企業メセナ協議会 「メセナアワード」 https://www.mecenat.or.jp/ja/award/

【お問い合わせ先】
コクヨお客様相談室;0120−201−594